投稿

12月, 2020の投稿を表示しています

古いMacをJava/BE対応マイクラサーバーにする話

イメージ
プロローグ ムスメが「おとうさんの影MOD入れたパソコンといっしょにマイクラやろ、わたしはSwitchでやる」と、無垢な瞳で一休さんの将軍様かなっていう難題をふっかけてきたんですよ。 「それでは将軍様、Java版にNintendo Switchのマイクラからアクセスできるサーバーを出していただけますか?さすれば私めがそいつを立ててご覧に入れます、さあ早く!」なんてネタが通用する相手ではないので、黙ってGoogle先生に教えを乞います。 すると、Java版サーバーへBE版からアクセスするための変換サーバー「GeyserMC」なるものや、マイクラのサーバークライアント機能を利用してBE版サーバーにブリッジする「BedrockConnect」なんてものがあるではないですか。さすがマイクラ、なんでもできるな(誤解)。 我が家のMac mini Late 2006、いわゆる2代目Intel Mac mini。Snow Leopardで更新は途絶え、各種Webブラウザからも見放され、細々とDVD再生機として生きながらえてきたわけですが、折しもコロナで動画視聴環境含め一気に時代はクラウド&オンライン。ついに使い道がなくなって放置されていました。 幸いメモリは上限の2GBまで拡張してあり、今となっては貧相な80GBのハードディスクも宅内マイクラサーバーにはちょうど良い。Javaさえ動けばそのまま使えるだろう、と白羽の矢を立てたのが運の尽きでした。 試行錯誤 まずMac OS XのJavaをアップデートしようとしたところ、Snow LeopardはJava SE 6でサポート終了。無理矢理JDK 7や8をインストールしたというネタも転がっているものの、それ自体も情報が古く、いずれも現時点ではいろいろと難がありそうでした。 https://stackoverflow.com/questions/24995066/how-to-install-jdk-8-on-mac-os-x-snow-leopard そもそもSnow Leopard自体もOS起動時で800MBくらいメモリを消費しており、マイクラサーバーで使うにはメモリ残に不安があります。よろしい、ならばLinuxだ。 最近のLinuxディストリはインストールも簡単だし、Snow LeopardのBoot Campマネージャでパーティ...